TOKYO CAMPINGCAR SHOW 2016

Columnコラム

キャンピングカーショーのすすめ~
時間の使い方が劇的に変わる!

2016/6/25
富士山をバックにしたキャンピングカー

キャンピングカーは欲しいけれど…と、購入をためらう理由の一つに「欧米みたいに長い休みが取れない」という人がいます。
確かに、ひと月にも及ぶ夏休みが取れる、なんて人はそうそういません。ゴールデンウィークやシルバーウィークと呼ばれる秋の連休、お盆、年末年始…連休は道路も交通機関も、レジャー施設も大抵混雑します。おまけにツアーは早くから満員に。料金だって割高です。
ならば、と、週末を利用して一泊二日で温泉旅行。いいですね。けれど、公共交通機関を使えばスケジュールは限られます。チェックイン・チェックアウトに食事の時間。どうしても宿の都合で行動も決められてしまいます。ばたばたと観光して、買い物して、予定の列車や飛行機で帰ってきて、家に着くころにはもうクタクタ…なんてことも。
「キャンピングカーを買うお金があったら、何回旅行できると思ってるの?」という人がいますが、そんな慌ただしい旅行、そうしょっちゅうはできませんよね?

その点、圧倒的に時間の使い方が変わってしまうのが、キャンピングカーの旅です。
同じく週末を利用して出かけるとしましょう。
出発は金曜の夜です。子供たちはそうそうに宿題を済ませ、夕飯を食べ、お風呂にも入ってパジャマに着替えます。お父さんは残業を切り上げましょう。飲み会のお誘いも、今日は我慢我慢。まっすぐ帰宅します。旅の支度を整えたら、キャンピングカーで出発!
週末とはいえ、夜の高速道路は渋滞とは無縁です。まだレジャー渋滞は始まっていません。とはいうものの、お父さんも会社帰りで疲れていますから、無理は禁物。金曜夜の目標は「行けるところまで」。眠気がさして来たら、サービスエリアやパーキングエリア、道の駅などで休みましょう。乗用車と違って、まっすぐに身体を伸ばして休めます。疲れの回復度が圧倒的に良いのです。
しっかり休んで、目を覚ましたら土曜の朝です。もう渋滞も始まっているかもしれませんが、その時点で、自分たちは一歩も二歩もリードしていますから、渋滞ははるか後方。いち早く目的地に到着できるし、遊ぶ時間もたっぷり確保できます。

キャンピングカーでのキャンプ風景

土曜の夜はキャンプ場やRVパークに泊まりましょう。迷惑のかからない河原などを利用するキャンピングカーユーザーもいます。せっかくだから、地元のグルメを満喫するもよし。アウトドア料理に挑戦するのも楽しいものです。温泉だって、湧いてるかもしれません。食事の時間も寝る時間も自分達次第。思うまま、自分のペースで旅が楽しめます。 日曜日の朝も慌てなくても大丈夫。のんびり遊びましょう。万一渋滞していても、そんな行列に並ぶ必要はありません。さっさとどこかのサービスエリアや道の駅に入って休みましょう。最近のサービスエリアはまるでテーマパークです。地元グルメのレストランはもちろん、名産物が買えたり、ちょっとしたアクティビティがあったりもします。
遊んだり、仮眠を取ったりして、渋滞解消を見計らいます。帰宅するのに3時間かかったとしても、3時間ずっと渋滞にはまりっぱなしより、2時間休んで、空いた道を1時間走って帰った方が、疲れもストレスもまったく違います。

どうでしょう? こんな旅なら、毎月でもできそうではありませんか? 日本は海あり山あり、実に表情豊かな国です。隣の県へ行くだけでも、地元とは違う郷土料理があったり、温泉が湧いていたりします。コンビニで買ったサンドイッチだって、都会を離れて、海山の景色を眺めながら味わうと、格別なものです。ちょっとしたショートトリップでリフレッシュ。それが気軽に楽しめるのがキャンピングカーなのです。

「定年退職して、時間ができたら…」なんてもったいない! 忙しいうちから遊び慣れていないと、いざ退職してもどうやって遊んだらいいか迷ってしまう…なんていう声も聞きます。一日も早く、自由な旅のスタイルを手に入れて、時間活用の達人になってしまうことをおすすめします。

渡部竜生 / Tatsuo Watanabe キャンピングカージャーナリスト

キャンピングカージャーナリスト。サラリーマンからフリーライターに転身後、キャンピングカーに出会ってこの道へ。専門誌への執筆のほか、各地キャンピングカーショーでのセミナー講師、テレビ出演も多い。著書に『キャンピングカーって本当にいいもんだよ』(キクロス出版)がある。エンジンで輪っかが回るものなら2輪でも4輪でも大好き。飛行機マニアでもある。
旅のお供は猫6匹とヨメさんひとり

渡部 竜生 氏